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中国の人には日本の混浴がとても魅力的なようです。
温泉があちこちにある日本はすばらしい国なわけですが、混浴も考えてみるとすごいようです。
中国でも以前はあったようですが、風紀が乱れたのでしょうか、命令なのでしょうか、今はないようです。
温泉そのものが少なく、湯船にゆったりつかるということが特別なことなのかもしれません。
こういう文化は、時代とともに変遷するようで、国でもいろいろあります。
昔北欧では、高校のプールの授業で男女が裸で泳ぐ日があるとか、サウナは混浴だとか聞いたことがあります。 当時はすごいと思いましたが、日本の混浴はもっと昔からあたりまえのようにあったわけです。
自分の少ない経験でも、混浴温泉にはあちこちで入っています。
ぜんぶ混浴だと知らずに入りました。
九州、箱根、群馬、新潟、宮城、北海道・・ 行って驚いたのは北海道。
とっても大きな温泉浴場が全部混浴だったこと。 そういえば、当時は夜のワイドショー的テレビ番組で混浴温泉から中継などが普通にありました。
30年くらい前のことですが。
北海道の温泉で驚いたのは、浴場が広すぎて、途中から女性専用エリアを作って、そこだけは男性入場禁止になっていたこと。
そして、あちこちに岩陰のような場所があったこと。 二階への階段があったり。 すべて風呂の中で混浴。
浴場内を探検していたら、大きな白いトドのような動物がいました。 さすが北海道だと思いましたが、太ったおばさんが岩の上に寝ていました。
本当の話です。 なにしろ、当時東京あたりの小学校で修学旅行に北海道へ行くことが流行したのですが、いきなり全員混浴で鉢合わせしてたいへんなことになったそうですから。 まーたいへんと行っても 「キャーキャー、おふろに入れないー」「あのこのみたー」とかなんでしょうが。
今ならもっと大変なことでしょう。 その後、浴場を男女別に分けたようです。
何年かして、再度いったところ、混浴ではなくなっていて、女性側への通路はコンクリートで固められていました。
ただ、一階、二階で分けていて、一階が女性用のときは男性が上から普通に眺めていました。
あと、一階が男性用のときに入ると、外のプールに直結していて、普通に裸で泳ぎに出られました。
まー開放的で最高です。 今はどうなんだろう。
http://www.recordchina.co.jp/a125380.html
中国の若い女性が日本の混浴体験をブログに書いたことが話題になっています。
そのブログは探せませんでしたが、翻訳した記事で様子がわかります。
なんでも、女性だけは湯着(ゆぎ)で入れたとうことです。 女性専用浴槽より、混浴の方が温泉としては上質だと感じたようです。
そうなんですよね。 大自然の恩恵である温泉の良さを感じると、裸は自然に似合うと感じて、変な気持ちは消えてしまいます。
あとで考えると、すごかったかなと思うだけです。
いずれにしても、日本人が大好きな温泉。 空気も、水も、料理もおいしい温泉。
くつろぎの混浴温泉に入るだけの目的で海外から日本に来ることもありでしょう。
今後、温泉には中国の若い女性が入っていることが普通になるかもしれません。